ご挨拶

令和元年6月4日に開催された公益社団法人山形県獣医師会第7回通常総会において役員に選任、承認され、その後新役員出席により開催された第2回理事会において会長に就任しました片桐弘一です。よろしくお願いいたします。

前会長渡邊健先生には、公益社団法人山形県獣医師会に移行した大変な時期、3期6年に渡り多大なるご尽力をいただきました。あらためて敬意を表し心より感謝申し上げます。

さて、時代は平成から令和に代わりました。平成は昭和からの改革の時代だったと聞きました。通信技術が大きく進歩し情報化社会となり、周りのものは医療機器検査機器そして電化製品や自動車もコンピューター化しほとんどの物がデジタル、毎日の仕事にスマホやパソコンが切り離せない便利な時代になりました。しかし、国際情勢は複雑化混沌とし国内では大きな災害が発生し甚大な被害を受けた人々が多数あり、また人口減少、少子高齢化が進み大変な時代になったのも否めない事実です。

先日6月27日公益社団法人日本獣医師会第76回通常総会に出席し日本獣医師会・獣医師倫理綱領(獣医師の誓い-95年宣言)を斉唱しました。口ずさみながら、私は果してこのような理念のもとに毎日仕事をしてきたであろうか、生活してきたであろうか、反省の文字が頭に浮かび自らを戒めながら文字を追いました。

山形県獣医師会は令和元年公益社団法人として7年目を迎えました。そして公益を一本化したことから、これまで以上に獣医学術、獣医療の専門的知識・技能を日々研鑽することにより、より一層安全で安心な県民生活の確保に寄与することを方針に掲げました。会長として本会の事業推進、目的達成のため真摯に職務に取り組みたいと思います。会員の皆様にはよろしくご指導ご教示お願い致します。

さて、本会の公衆衛生推進事業の柱であります狂犬病予防注射事業でありますが、飼育頭数の減少と共に接種頭数も減少傾向にあります。人口減少及び高齢化の進行、集合住宅での飼育規制や制約もありますが、獣医師会の運営にも繋がる事業であり接種率向上を図るため、狂犬病に関する最新の情報を提供し、危機管理意識の向上に努め、動物愛護フエステバル事業の開催等を通じて狂犬病予防の啓発に努める事が今出来る事ではないかと思います。

6月12日、マイクロチップ装着を義務付けることなどを柱とした改正動物愛護法が、参院本会議で可決、成立しました。日本獣医師会としては、マイクロチップと狂犬病予防法の犬鑑札及び予防注射済票の一体的な運用を図ることを要請し、マイクロチップ装着・登録・鑑札、注射済票の発行がワンストップの手続きとして行われることにより、マイクロチップと予防注射の両者の普及推進を考えており、情勢を見守りたいと思います。

公務員獣医師の処遇改善については引き続き県への働きかけを行うこととなります。平成30年4月、山形県でようやく初任給調整手当支給の運びとなりましたが、福岡県では「特定獣医師職給料表」が施行されております。このことが山形県でも結果が出るようにそして、全国的に一層拡大するよう、日本獣医師会とも連携し県への要請を行っていきたいと思います。また産業動物診療獣医師の採用定着にも繋がるよう、本会の勤務者委員会そして関係者関係機関からの情報を収集して検討を重ねながら、処遇改善に対処していければと思います。

最新の話題に「愛玩動物看護師法」の成立があります。令和元年6月21日国会に提出され全会一致で成立しました。動物看護師の免許制度は新たな国会資格となり制定されたことになります。2023年に第一回国家試験が実施されるみこみだそうです。動物医療での役割分担が図られ、チーム獣医療提供体制が進むことが望まれます。今後の状況の推移を見守りたいと思います。

さて、最後に、獣医師会として対応しなければならない身近な問題も多く控え、また喫緊の課題も起こりえるかもしれません。山形県獣医師会の役員及び委員会の皆さん事務局職員の皆さんの力をお借りし2年間頑張りたいと思います。会員の皆様のご協力をお願いし就任のご挨拶といたします。宜しくお願い致します。

山形県獣医師会について

名    称 公益社団法人山形県獣医師会
(〒990-2451 山形市吉原2丁目8番6号 電話023-645-5223)
設    立 一般社団法人及び一般財団法人に関する法律及び公益社団及び公益財団法人の設定等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律(平成18年法律第50号)第44条の規定に基づき認定される。(平成25年4月1日設立)
団体の変遷等 昭和24年 置賜獣医師会・村山獣医師会・最上獣医師会・庄内獣医師会の4ブロックで構成
昭和30年 山形県獣医師会
昭和48年 社団法人山形県獣医師会
平成25年 公益社団法人山形県獣医師会
設立の目的 獣医学術及び技術の振興・普及、獣医師道の高揚等を図ることにより、動物に関する保健衛生・愛護精神の向上、安心安全な畜水産食品の生産、振興、公衆衛生の向上及び社会福祉の増進に貢献することを目的とする。
役員構成 会長理事 片桐 弘一
副会長理事 我孫子 透
常務理事 三浦 健司
理 事 栗田 徹
鈴木 吉一
斉藤 才吉
相田 清
三澤 隆
矢野 啓
池田 等
佐藤 利雄
髙橋 淳
植松 知加子
板垣 昌志
監 事 佐田 康文
高野 司郎
山下洋治郎
事業内容 (1)家畜衛生及び畜産振興の支援
(2)公衆衛生及び社会福祉の増進
(3)学校飼育動物の支援
(4)自然環境の保全
(5)獣医学術の普及向上
(6)動物愛護及び動物福祉の普及啓発
(7)災害時被災動物の救護
(8)会員の互助、福利厚生、表彰、慶弔等
(9)その他、本会の目的を達成するために必要な事項
活動範囲及び
下部組織との関係
(1)正会員  本会の目的に賛同して入会した個人
(2)賛助会員 本会の事業を賛助するために入会した個人又は団体
(3)功労会員 本会に功労のあった者で功労会員規程に該当し理事会で承認された者
(全国)公益社団法人日本獣医師会 55地方会(25,761名)
(県)  公益社団法人山形県獣医師会      (337名)
(支部)公益社団法人山形県獣医師会村山支部 (168名)
公益社団法人山形県獣医師会最上支部 (26名)
公益社団法人山形県獣医師会置賜支部 (67名)
公益社団法人山形県獣医師会庄内支部 (76名)