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| 1.狂犬病ウイルス |
| リッサウイルス属に7種類のウイルスが含まれ、狂犬病ウイルスはその一つで、世界全域に分布し、全ての哺乳類が罹患する。 |
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| 2.感染様式 |
| 狂犬病ウイルスに感染している動物(イヌ、ネコ、キツネ、コウモリ等)に咬まれたり、傷口を舐められたりすることにより唾液を介して感染します。体内に侵入したウイルスは、神経を介して脳等の中枢神経に達し増殖し症状が発現します。ヒトからヒトへの感染はありません。 |
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| 3.症 状 |
潜伏期間は、咬まれた場所等によって異なり、傷口が脳に近い部位ほど潜伏期間が短いと言われておりますが、通常は1〜3ヶ月です。
症状は、発熱、頭痛、全身倦怠、嘔吐等の不定症状から、水を見ると首の筋肉の痙攣(恐水症)、冷たい風にも同様の痙攣(恐風症)、嚥下困難等が出現し、昏睡・呼吸困難となり死に至ります。
狂犬病は感染し発症すると100%死亡する危険な疾患です。 |
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| 4.対 応 |
| 海外で狂犬病に罹っている可能性のある動物に咬まれた場合は、受傷後直ぐに病院で受診し、適切な創傷処置を受けるとともに、暴露後免疫としてワクチンの接種を行いますが、合計6回の接種となり、発症を予防する事ができます。発症後の有効な治療法はありませんので、東南アジア等流行地域へ旅行する場合は予防接種を行います。 |
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| 5.予防接種について |
| 外国でイヌに咬まれて帰国した場合及び今後東南アジア等狂犬病流行地域に旅行しようとして予防接種を希望する方は、病院または最寄の保健所生活衛生課に御相談ください。 |
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【狂犬病予防のための注意事項】
狂犬病に感染し発症すると100%死亡しますので、次の事に注意する必要があります。
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1.
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一部を除き、ほとんどの外国で狂犬病が発生しているので、渡航する場合は出国前にその地域の状況を把握し、流行地であれば予防接種を行う。 |
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2.
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外国でイヌに咬まれた場合は、直ちに暴露後ワクチンにより発症を防止する必要がありますので、病院で受診が必要です。
もしも外国で受診せずに帰国した場合は、直ちに検疫所に相談するか最寄りの病院を受診してください。 |
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3.
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港湾地区では、外国船舶から不法上陸したイヌ及びネコは危険ですので近づかないようにしてください。 |
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4.
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日本では、法に基づいてイヌに対し予防接種を行っておりますので、今のところ狂犬病に感染する危険はありません。 |
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5.
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最近、物流が広範囲になっており、ウイルス保有動物の侵入等により、狂犬病が何時侵入してくるか分からない状況にあります。
こうしたことから、国内流行を防ぐために、イヌの免疫力を高めておく必要があります。 |
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6.
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近年、核家族や少子高齢化等でペットを飼育する家庭が多くなっていますが、イヌに対する予防注射接種率が低下する傾向にあります。
特に、イヌが小型化し、屋内での飼育となっているため、登録及び予防接種を行わない飼育者が多くなっています。 |
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7.
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現在、イヌに行っている予防接種は、ヒトへの感染を予防するための方法です。この極めて恐ろしい狂犬病の発生を予防するためにも、年1回の予防接種は飼主の社会的責務です。 |
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8.
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統計でみると、平成16年度山形県内の登録犬に対する予防注射接種率は92,3%ですが、実際に飼育されているであろうイヌに対する接種率は40%に満たないものと推定されます。国内での流行を防ぐために国が掲げる接種率(WHOで定める感染防御に必要な免疫集団)70%にはほど遠いものとなっているのが現状ですので、狂犬病に対する正しい認識が必要です。 |
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※ 狂犬病の発生していない地域
日本、英国、アイスランド、アイルランド、スウェ−デン、ノルウェ−、オ−ストラリア、ニュ−ジ−ランド、ハワイ諸島、フィジ−、グアム、台湾 |
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あなたのイヌは市町村への登録と狂犬病予防接種お済ですか?
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| 下記からは村山保健所パンフレットの内容になります。こちらも合わせてご覧ください。 |
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平成18年11月、フィリピンに滞在中に狂犬病の犬に咬まれ感染し、ワクチンを接種しなかったため、日本帰国後に狂犬病を発症する事例が2例ありました。海外に渡航される方は、狂犬病にご注意ください。
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| 1.狂犬病とは |
| この病気は、ヒトを含めた全ての哺乳類が感染し、神経症状をともない、発病するとほぼ100%死亡する悪性のウイルス性人獣共通感染症です。このウイルスは、唾液腺や中枢神経で増殖し、咬傷により感染します。感染してから発症するまでの期間(潜伏期)が一般に1ヶ月から3ヶ月、長い場合には感染してから1年から2年後に発病した事例もあります。 |
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| 2.発病するとどうなりますか? |
| 強い不安感、一時的な錯乱、水を見ると首(頚部)の筋肉がけいれんする(恐水症)、冷たい風でも同様にけいれんする(恐風症)、高熱、麻痺、運動失調、全身けいれんが起こります。その後、呼吸障害等の症状を示し、死亡します。 |
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| 3.世界の発生状況 |
| 日本国内では、昭和29年ヒト1名、31年の犬6頭、32年の猫1匹の死亡を最後に約半世紀感染例はありません。しかし、狂犬病は日本、英国、オーストラリア、ニュージーランドなどの一部の国々を除いて(表)、全世界に分布します。WHOの推計によると、世界では年間におおよそ5万5千人の人が亡くなっています。また、このうち3万人以上はアジア地域での死亡者と言われています。 |
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【狂犬病の発生していない地域】平成18年11月16日現在
台湾、アイスランド、オーストラリア、アイルランド、グアム、英国、ニュージーランド、スウェーデン、フィジー、ノルウェー、ハワイ諸島、日本 |
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| 4.どんな動物から感染しますか? |
主な感染源動物は以下のとおりです。渡航中は特にこれらの動物に咬まれないように注意してください。中でも、犬が人に対する主な感染動物です。
アジア・アフリカ:犬、ネコ
欧米:キツネ、アライグマ、スカンク、コウモリ、ネコ、犬
中南米:犬、コウモリ、ネコ、マングース |
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| 5.これから狂犬病の流行国に渡航される方へ |
| 狂犬病の流行地域に渡航する場合、動物との接触が避けられない、又は、近くに医療機関がないような地域に滞在するような方は、事前に狂犬病の予防接種を受けることも検討してください。 |
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| 6.海外(流行地)で犬に咬まれた場合 |
海外、特に東南アジア等の流行国で狂犬病が疑われるイヌ、ネコおよび野生動物にかまれたりした場合、まず傷口を石鹸と水でよく洗い流し、直ちに医療機関を受診して下さい。
狂犬病は発病してしまうと効果的な治療法はありません。このためできるだけ早期に、連続した狂犬病のワクチン接種を開始する必要があります。
咬まれた後のワクチンは、初回のワクチン接種日を0日として、3日、7日、14日、30日及び90日の計6回皮下に接種します。 |
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| 7.さいごに |
狂犬病は、まず危険な動物に近づかないことに加えて、発病を確実に防ぐためにワクチンプログラムを必ず完了させることが重要です。
国内の医療機関でも、狂犬病のワクチンを接種してもらうことが出来ますので、最寄りの保健所または医療機関にご相談ください。
お問い合わせ:村山保健所
山形市十日町1-6-6 電話023-622-2543
予防接種に関して:感染症予防係/飼い犬に関して:乳肉衛生担当 |
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| ■渡航前ワクチン接種 |
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| ■海外で犬等に咬まれた場合 |
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